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- 2017.03.21
- 高橋淳個展「つながっている。」
2017年4月14日(金)から高橋淳個展「つながっている。」
2017年4月14日(金)より、高橋淳個展「つながっている。」を開催いたします。
高橋淳は大学在学中からアーティストとして10年以上国内外で作品を発表してきました。今回は実に5年ぶりの個展となります。
高橋は介護施設で高齢者や障害のある人たちと一緒に絵を描く仕事をしながらも、仕事を通して、人との関わりの大切さを知り、人の持つ“表情”に興味を持ちました。
高橋の特色は油絵具を糸のように垂らして描く技法であり、それは「人と人とのつながり」「生死」「病気」「障害」「物」「動物」との関わりを表しています。
油絵具の糸は、近くで見るといくつもの線の交錯にしか見えませんが、離れて見ることで、線一本一本が一人一人の人生のように、幾重にも重なり、行き交い、つながりあい、“表情”へと変化していきます。
油絵具の線が重なり合った部分の色は消えて見えなくなってしまいますが、マチエール、絵の痕跡として残ります。
その油絵具の線を重ねていく行為は、日本人が、例えば願いや祈りを込めて千羽鶴をつくりあげていく行為と似ているのではないでしょうか。
「つながっている。」と名付けられた今回の展示は、3つのシリーズ「みんな」「手」「そこに、いた、いる、いるかもしれない」で構成されています。
「みんな」シリーズは、人が生きていくことで、お互いに痕跡を残していくことと同じであるという想いで制作したものになります。
「手」のシリーズは、1人の手、2人の手、3人の手、が描かれています。作品を観る人がどの手を“自分の手”として観るのか、手の絵を見ているという客観的視点で観るのかなど、絵と観る人との関係性やつながりを問うシリーズ作品になっています。
「そこに、いた、いる、いるかもしれない」シリーズは、高橋が普段の生活の中で散歩をしていたときに「昔ここにはオオタカがいたんだ」という話しを聞いたところから発想を得て、自然とのつながりを描いたシリーズです。
関東ではもう見れなくなってしまった動物、見れる動物、見れなくなってしまうかもしれない動物をモチーフにしています。
作品を通して、自然とのつながりを少しでも考えられたらという思いから生まれた作品になっています。
5年の歳月をかけて重ねられた高橋の「つながっている。」想いを、是非ご高覧ください。
【開催概要】
期間:2017年4月14日(金)~4月28日(金)
時間:11:00~19:00
※日・月・祝日休廊
お問い合わせ先:MDPGallery 03-3462-0682
所在地:東京都目黒区青葉台1-14-18 1F
アクセス:東急東横線 中目黒駅正面出口より徒歩8分
URL: http://mdpgallery.com
レセプション:4月14日(金)18:00~20:00
【高橋淳 Atsushi Takahashi】
1979 埼玉県生まれ
2004 多摩美術大学油画科卒業
2016
〈グループ展〉ウルトラ怪獣墓場展 MDPギャラリー(中目黒)
〈グループ展〉Berliner Liste(ベルリン)
〈賞〉世界絵画大賞展協賛社賞 東京都美術館
〈TV〉毎日放送ちちんぷいぷい 臨床美術士出演
〈TV〉韓国KBS 色彩の科学 臨床美術士出演
2014
〈グループ展〉Frantic under line Frantic gallery(東京)
2013
〈TV〉NHKハートフルネット臨床美術士出演
2012
〈個展〉高橋淳個展 大阪高島屋ギャラリー
〈グループ展〉Out Of Flat Galerie Hengevoss-Duercop (ドイツ、ハンブルク)
〈グループ展〉Preview BERLIN ART Fair Frantic Gallery(ベルリン)
他
[ infomation ]
Venue:MDP GALLERY
Date: Friday 14th Apr 2017 – Friday 28th Apr 11am-7pm
Closed:Sunday,Monday & National Holiday
Adress: 1-14-18 Aobadai Meguro-ku
Tel:03-3462-0682
详细内容如下
会场:MDP GALLERY
举行日期:2017年4月14日(星期五)ー4月28日(星期五)
营业时间:11:00~19:00
休息日:星天・星期一・节假日
地点:東京都目黒区青葉台1-14-18 1F
交通:東急東横線 从中目黒站正面出口徒歩8分钟
电话号码:03-3462-0682
URL链接:http://mdpgallery.com/